howstudy’s blog

勉強について

中学1年生の数学の方程式の勉強法は無料の学校問題集がおすすめ

中学1年生の2学期の数学は方程式を学習します。

ご存じの通り方程式というのは中学生の数学において最も大切と呼べる分野です。

「方程式が苦手」だけど数学が得意という人はいないといっていいほど重要です。

どの分野にもつながってくるので中学2年、中学3年そして高校生でも使います。

ここでは数学の方程式の大切さとどのように向き合っていったらよいかを考えて書いてみました。

中学1年生の数学の方程式のおすすめ勉強法

方程式とは何か

方程式というのは式は式でも、つりあいの式です。

つりあいの式とはイコールの左側と右側が同じ大きさになっているものです。

ポイントは「途中の式をしっかり書く」ということです。

「方程式が苦手」という人や「方程式がわからない」という人は途中の式の書き方が間違っている生徒がほとんどです。

小学生から中学生になって途中の式の大切さを初めて感じることになる分野だから得意・不得意と分かれてしまったのです。

無料でできる方程式の勉強法と問題集のおすすめの使い方

中学1年生の数学の方程式の問題集や参考書をお探しの方もいると思います。

ですが新しいものを買う必要はありません。

学校で配られた数学のワークと呼ばれる問題集で十分です。

これを繰り返し学習することが方程式を得意にする近道となります。

しかし書き込んであると使いずらいので、

試験前の問題集を提出するという宿題の前に、コピーしておくことをおすすめします。

問題集をコピーしておけば中間期末テスト以外にも、高校受験の数学の勉強にもとても役に立ちます。

問題集の使い方はノートに解くことが大切です。

そして自分で丸を付けることです。

どこをどのように間違うかという「自分のミスの癖」を知っておくことが中間期末テストでのケアレスミス防止にもつながるからです。

さらに何度も解くことが大切です。

何度も問題集を解くということは高校生での勉強の仕方の基本となります。

何度も解くということが出来ないと、数学が得意という生徒でも高校生の数学でつまずくことになります。

方程式の具体的な解き方

それでは具体的に方程式の解き方を考えてみましょう。

方程式の基本1 両辺に同じ操作をする

2X=8

という方程式がありました。これを満たすXはいくつでしょう。

やってはいけない考え方は、「にしがはち」ということです。

多くの人がやってしまう考え方です。

答えは4で正解できますが、

左辺(イコールの左側)を2で割ったら、右辺(イコールの右側)も2で割ると考えられるようにしてください。

なぜそうかというと間違う問題が出てくるからです。例えば

8X=2 

という問題です。これも「にしがはち」として、答えを4としてしまいがちです。

間違うと、「方程式が苦手」と感じてしまいます。

ここでもしっかりと両辺(左辺と右辺)を8で割る というふうに考えてください。

答えは四分の一になります。

方程式の基本2 移項について

方程式でよく聞く「移項」というのはイコールをまたぐように動かすと符号が変わるというものです。これはどういうことがと言いますと、

X+2=8という方程式があったとします。両辺から2をひくと

X=8-2という形になります。

上の式の赤い2を見ると、左辺の+2が右辺に行くと-2になっています。

これが移項の正体です。

しっかり内容を理解したうえで使ってください。

やはり学校の問題集を何度も解いて練習するのがおすすめです。

方程式の文章問題の勉強法

方程式の計算でさえ難しいと感じているのに、さらに文章問題となるとあきらめてしまいそうです。

しかしあきらめるのはまだ早いです。

正しい数学の勉強法をすれば必ずできるようになります

方程式の文章問題の考え方

数学が苦手と感じている人のほとんどは問題を読みながら、いきなり式を作ろうとしてしまいます。

まずは図や表を書いて順序よく方程式をたてることをおすすめします。

方程式の例題

花子さんはコインを80枚、太郎君は20枚持っています。

花子さんは太郎君に何枚かくれたところ、花子さんの枚数は太郎君の枚数の3倍になりました。

何枚くれたでしょう?

解き方

いきなり式を作ってはいけません。まず花子さんがX枚太郎君にくれたとすると、くれた後の枚数はをかんがえます。

花子さんは80枚からX枚減ります。太郎君は20枚からX枚増えます。すると

花子さん 80-X 枚

太郎君  20+X 枚

とあらわせます。これを書くか書かないかで理解が大きく変わります。そして次に問題文の

花子さんの枚数は太郎君の枚数の3倍になる

というところを見ながら方程式を作ります。

【花子さんの枚数は】の部分が【80-X=】と書けます。

【太郎君の枚数の3倍】の部分が【(20+X)×3】となります。よってこの問題の方程式は、

80-X=3(20+X)

と作ることが出来ます。これを解くと

80-X=60+3X

-4X=-20

X=5  で答えは5枚となります。

いきなり式を書かないで途中の図と表などをしっかり書いて練習してください。

まとめ

中1数学の方程式の問題練習は学校の無料問題集で十分です。

中間期末テスト前に問題集の提出があるので、

それよりも前に必ずコピーを取っておいてノートに練習してください。

学校の授業を聞かないと練習ができないという方はスタディサプリというおすすめの低価格動画学習があるのでぜひご覧ください。